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Channel: 灰皿猫の日々是放言暴言ブログ~難癖・厭味が怖くてブログが書けるか!!~
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アルコール依存症になる人は実は几帳面で真面目、不器用な人…私そのものじゃないか!(自爆!!)

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広島ブログ


性格的に几帳面で真面目、何をするにも不器用な灰皿猫です、こんばんは。
依存症の特徴(左側)と、猫の現状(右側)
(1)自己評価が低く、自信が持てない=うん、当たってる。
(2)人を信じられない=「られない」というより「信じない」だけど
(3)本音を言えない=その分は日頃からブログで発散してます
(4)見捨てられる不安が強い=もう世間から見捨てられてると自覚してるので不安は無いけどねぇ…
(5)孤独でさみしい=孤独、寂しさを楽しんでるけど?
(6)自分を大切にできない=あ、そういう傾向はある。

ということで、アルコール依存症っぽい灰皿猫でした。
でもさ、みんなでワイワイ飲むよりは一人静かに飲む方が気が楽なんだがなぁ…
なんで相手のペースを気にしながら飲まなきゃならん!?
どういう飲み方をしようと自由なんだから周囲なんて気にしてられっか!そうだろ!?




「一人酒」はアルコール依存症の要注意サイン

10/15(日) 17:01配信

時事通信 

患者への望ましい対応は―成瀬暢也埼玉県立精神医療センター副院長

 アルコール依存症患者は国内で約5万人が治療を受け、推計では100万人を超す。過剰飲酒を繰り返す予備軍も多く、本人や周りの家族らが早めにリスクに気づき、飲酒量を減らす、断酒するといった対策に乗り出すことが大切だ。アルコール・薬物の依存症治療に詳しい埼玉県立精神医療センターの成瀬暢也副院長は「みんなで楽しく飲んでいるうちはいいが、一人で飲む回数が増え、飲酒のコントロールを失っていくと要注意です」と警鐘を鳴らす。

真面目で不器用な患者、分かって

 適度の飲酒はストレス解消に役立つ面もあるが、飲み過ぎの習慣化は心身のさまざまな病気につながる。例えば、厚生労働省は成人男性で1日当たりの純アルコール40グラム以上、成人女性で同20グラム以上摂取した場合、生活習慣病リスクを高めると注意を促している。
 純アルコール20グラムとは、ビール類(アルコール度数5%)中瓶1本(500ミリリットル)▽缶酎ハイ(同7%)1缶(350ミリリットル)▽ワイン(同12%)グラス2杯弱(200ミリリットル)▽日本酒(同15%)1合弱(170ミリリットル)▽焼酎(25%)0.5合強(100ミリリットル)▽ウイスキー類(40%)ダブル1杯(60ミリリットル)―に相当する量だ。
 多量の飲酒を繰り返すと、アルコールの「効き目」が落ちて気分良く酔えなくなる。そのため、より多く、アルコール度数の強い酒を飲むようになるなど悪循環に陥る。
 会社の退社時間が近づくとビールが無性に飲みたくなり、飲酒量が増え、泥酔して暴力を振るうなどの問題を起こしても修正できない―。そんな人がいたら、もう依存症患者だろう。アルコールが切れると手が震える、気持ち悪くなる、あせをかく、眠れなくなるといった離脱症状(禁断症状)が出てつらくなることもあり、一人でも飲んでしまうのだ。
 成瀬副院長は「アルコール依存症になる人は、自己中心的でいいかげんな人が多いという偏見があるが、それは飲酒の結果であって、実はきちょうめんで真面目、不器用な人が多い」と説明する。その特徴として挙げるのは(1)自己評価が低く、自信が持てない(2)人を信じられない(3)本音を言えない(4)見捨てられる不安が強い(5)孤独でさみしい(6)自分を大切にできない―の6点だ。
 「飲まなければいい人、というタイプがとても多い。周りの人はそのイメージを持って本人と関わってほしい」。成瀬副院長は、患者と対等の立場にあることを自覚し、敬意を持って接することが望ましい対応だと指摘する。

若い女性の飲酒リスクに懸念も

 近年、アルコール依存症の専門家の間で懸念されている問題の一つに、若い女性の飲酒リスクがある。昨年の国民健康・栄養調査によると、生活習慣病のリスクを高めるアルコール量を摂取している女性の割合は9.1%で、5年前より1.6ポイント多かった。男性の割合(14・6%)に有意な変化が見られないのに対し、明らかに増加傾向だ。
 「女子会」が盛んで、若い女性をターゲットにした酒のコマーシャルも当たり前の時代。既に08年の厚生労働省研究班の調査で、女性の飲酒者の割合が20代前半で男性を上回ったという報告も出ている。
 女性は男性と比べ、「お酒に弱い」体質。同じ飲酒量でも、体格差に応じて肝臓が小さいためアルコールの分解速度が遅く、血液中のアルコール濃度が高くなり、早期に依存症になりやすい傾向がある。アルコール性肝障害が進行して肝硬変になるのも、男性より早いとされる。
 成瀬副院長によると、同センターを受診する女性のアルコール依存症患者は30代から始まる。「主婦なら、子どもたちが大きくなって自分の手を離れ、ぽつんと取り残されたという空虚感から飲酒し、患者になるのが典型的な例。こうしたきっかけは、うつ病などの精神疾患と変わらない」
 他にも、子育てや夫婦仲、嫁・しゅうとめの関係など、原因となるストレスがはっきりしているケースが女性には多い。「近所の井戸端会議や友人とのランチなどで、酒を飲まなくてもストレス解消できる人はいいが、そういう場所に入れない人が依存症に陥るリスクが高い」という。
 成瀬副院長は「妊娠中や授乳期の飲酒が子どもに与える悪影響を知らない若い女性が多い」ことも心配する。アルコールが胎盤を通じて赤ちゃんに入ると、脳の障害や体の発育の遅れ・奇形などを引き起こすリスクがあるため、妊娠したら禁酒するのは常識だ。

心配なのは定年男性、早めの治療を

 男性の場合、飲酒リスクで成瀬副院長が特に心配しているのは高齢者だ。定年退職を引き金に、飲酒が増えるケースが目立つという。「仕事熱心だった男性が、その役割をなくした空虚感から飲酒し、アルコール依存症になってしまう」と、典型的なパターンを紹介する。
 仕事から引退し、家族と過ごす時間が増えてもコミュニケーションをうまく取れない。かといって、趣味もなく、デイサービスの施設に通うわけでもない。孤独と暇をもてあまして酒に頼ってしまう―。そんな高齢男性は、超高齢化社会の進展とともに、さらに増える恐れがありそうだ。
 介護の現場でも、アルコール依存症の高齢男性にどう向き合うのかが課題となっている。「酔えば転倒もしやすい。さまざまな要因で認知症にもなりやすくなる」と成瀬副院長。そうした観点からも、早めに飲酒のリスクに気づき、治療や予防などの対応を取ることの大切さが浮かぶ。
 ところが、まだ軽度の依存症や予備軍の段階で受診する人は、あまりいないのが実情。依存症に対する偏見もあり、精神科のアルコール専門外来の敷居は高い。こうした壁を打ち破るためには、「アルコール依存症は病気だ」という意識改革が、本人を支える周囲の人はもちろん、治療者側にも必要だと、成瀬副院長は訴える。
 「がん治療にたとえれば、これまでは末期がん患者だけ治療対象になっているようなもの。もっと早期から介入しなければならない」。その手段の一つとして、米国精神医学会による最新の診断基準「DSM5」に基づき、「アルコール使用障害」という概念でこの病気をとらえ、従来の依存症治療よりも早期の段階から治療対象とするよう提案する。
 治療する側として思い描くのは、軽症の使用障害なら、うつ病のように精神科の一般外来での治療が当たり前になり、内科などの身体科でも糖尿病や高血圧対策をモデルに飲酒量チェックなどの初期介入を行うという「治療革命」だ。

再飲酒を責めず、居場所つくって

 成瀬副院長は、アルコール依存症の患者と向き合う場合、「酒をやめさせること」ばかりにとらわれるべきではないという。「断酒するか、飲酒量を減らすのかといった問題は、本人が決めること」と強調する。
 患者がきっぱり「酒をやめたい」と言えばそれを支援する。「やめる決心はつかないが、問題を起こしたくないので飲酒量を減らす」と言えば、一緒にその目標などを考えていく―。こうした治療の根底にあるのは、薬物などの依存症治療で広まりつつある理念「ハームリダクション(有害事象の軽減)」的な考え。不寛容・厳罰主義を捨て、断酒を強いるのではなく治療を続けることを最優先する発想だ。
 昨年春、同センターがアルコールや薬物などの依存症で通院中の患者103人を対象に実施したアンケートによると、再飲酒・再使用した人の77%は、「もうやめようと思う」と回答。しかし、「家族からそのことを責められると飲もう・使おうと思う」と答えた人も62%に上った。
 「認知行動療法などさまざまな治療をしているが、一番大切なのは率直な話をできる信頼関係づくり」と成瀬副院長。目標を達成しなくても責めることはない。断酒を試みた患者が「飲んでしまった」と告白しても、むしろ「よく話してくれた」と歓迎する姿勢を基本に据える。
 同センターのアルコール・薬物依存症専門治療の外来は名付けて「ようこそ外来」。これも、患者に対して「北風」ではなく、信頼される「太陽」の役割を果たそうとしていることの表れだ。
 「ありのままの自分を受け入れてくれる居場所と仲間があって初めて、酔いを求めることをやめられる」と成瀬副院長。依存症の治療や予防を考えている人がまず、かみしめたい言葉だ。(


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