ことなんだろうな…こんなことになるなら青木高さんを引退させたのは痛かったかもね(^^;)。
これから先、支配下登録以外に緊急トレードも画策するかもしれんね、Gは。
フロントがある意味ではしっかりしてるから動き出せば早いだろうし。
異例の開幕直後…巨人育成2選手と支配下契約 新たな競争を期待
スポニチアネックス 3月29日(火)5時0分配信
12球団で唯一、開幕3連勝を飾った巨人が早くも動いた。28日、東京・大手町の球団事務所でウーゴ投手(26)、長谷川潤投手(24)と支配下選手契約を結んだ。年俸はウーゴが500万、長谷川が420万円。背番号はそれぞれ95、96に決まった。会見に同席した堤辰佳GM(50)は、開幕3連戦を終えて中継ぎ左腕の整備の必要性を再確認し、異例ともいえる開幕直後の「人事」に動いた。
開幕3連勝でも気の緩みは一切ない。堤GMは、勝利の喜びに埋もれそうになっていた弱点を冷静に分析していた。開幕2戦目、26日のヤクルト戦(東京ドーム)。10―2とリードした9回に登板した戸根が2/3回を3安打3失点の乱調で、大勝ムードに水を差した。
「点差は開いていたと言っても、少しふがいない投球だった。あの投球を見て“年に何回かある。調子が悪い”で片付けられなかった。左投手をきちんと整備しないと駄目だなと感じた」
左腕ウーゴは昨季終了後にヤクルトを戦力外となり、12球団合同トライアウトを経て、巨人と育成契約を結んだ。今季はイースタン・リーグで2試合に登板したのみ。堤GMは「もう数試合見てからと思っていた」というが、戸根の投球をネット裏から見て、ウーゴの支配下登録を決断した。
中継ぎ左腕では山口が別格。その次の存在が戸根であるのは揺るがない。1年目の昨季は46試合に登板し、防御率2・88。その投げっぷりの良さから3月には侍ジャパンにも選出された。期待値は今季も高い。堤GMの言葉には発奮の意味も含まれているだろう。
ウーゴがすぐに1軍ブルペン陣の競争に割って入れるわけではないが、支配下登録により新たな競争が芽生える。右のサイドスロー・長谷川は昨秋の育成ドラフトで最も低い8位入団。対外試合7試合で防御率2・63の好成績を残していた。堤GMも「最下位から支配下は意義がある」と周囲への好影響に期待した。
「左打者に対して抑えられるようにしたい」とウーゴ。先発として期待される長谷川は「右打者に対して自信を持ってスライダーを投げられるところ」とアピールした。開幕前には野球賭博問題により、中継ぎ左腕の高木京が契約解除になった。この日で支配下は66選手。人数は少ないが、競争は激しい。それを実証する開幕直後の緊急登録だった。