広島3-1清水
Jリーグ発足当初から清水の本拠地・日本平ではロクに勝てなかった広島ですが、
今日は(ロスタイムではありましたが)見事にゴールを重ねて勝ち点3をゲットし、
残留争いから更に1歩抜け出し始めていることに感謝と喜びを感じています。
夏場の新戦力補強が功を奏しているのは間違いないでしょう。
尤も、例年の残留パターンが勝ち点30台半ばであることを考えると残り7試合で
最低3勝は必要なのに、残り試合の対戦相手にずらりと上位チームが残っているので
まだ安心はできません。
30日の札幌に仮に勝ったとしても、その次から鹿島、川崎、柏、神戸、浦和、FC東京
(順番は違うけど)と、全部上位チームだから。
何とかあと勝ち点を10せしめれば辛うじて残留できるんだけど…複数試合の勝利が
ベストだが、勝てなくてもせめて負けない試合をしてくれ…頼むぞ、サンフレ!!
9/23(土) 17:27配信
2017明治安田生命J1リーグ第27節が23日に行われ、清水エスパルスとサンフレッチェ広島が対戦した。
お互いに残留に向けて勝ち点3が欲しい試合は、前半の早い時間帯にスコアが動く。6分、柴崎晃誠が入れたCKに走り込んだ水本裕貴がヘディングで合わせてニアサイドを破り、アウェーの広島が幸先良く先制点を挙げた。
追いかける展開となった清水は金子翔太を中心にゴールへ迫るが、得点には至らず。広島が1点をリードしたまま折り返した。
後半はビハインドを背負った清水がボールを握って猛攻を仕掛けるが、攻から守への切り替えが早く、集中した守備を見せる広島を前になかなか得点を挙げることができず。
しかし、試合時間も残り少なくなった84分、ついにホームチームが同点に追いつく。途中出場の北川航也が右サイドから上げたクロスに同じく途中出場の鄭大世がヘディングで合わせてゴールネットを揺らし、小林伸二監督の采配が的中した清水が試合を振り出しに戻した。
残り時間わずかという状況で同点となった試合は、ロスタイムに入ってから再び動き出す。91分、フェリペ・シウバのスルーパスに抜け出した稲垣祥が放ったシュートはGK六反勇治に阻まれたが、そのこぼれ球をパトリックが頭で押し込み、勝ち点3への執念を見せる広島が勝ち越しに成功した。
さらに96分、広島が試合を決定づける追加点を挙げる。カウンターから突破を見せてペナルティエリア内に侵入した柏好文の折り返しを受けたフェリペ・シウバが右足で冷静にゴールネットに突き刺し、土壇場で広島がリードを2点に広げた。
試合はそのまま終了し、広島は残留に向けて大きな勝ち点3を獲得。先週に続いてリーグ戦2連勝を飾った。一方の清水は波状攻撃が実って一旦は同点に追いつくも、ロスタイムに入ってからの痛恨の2失点で勝ち点を落とす結果となってしまった。
次節、清水は30日にアウェーで大宮と、広島は同日にホームで札幌と対戦する。
【スコア】
清水エスパルス 1-3 サンフレッチェ広島
【得点者】
0-1 6分 水本裕貴(広島)
1-1 84分 鄭大世(清水)
1-2 91分 パトリック(広島)
1-3 96分 フェリペ・シウバ(広島)