原子力と向き合わなきゃいけないのも現実。
ハンタイハンタイ叫ぶだけでは何も進まない。
稼働と安全性向上に向けた研究開発とを並行していかなきゃいけないと思う。
それが原子力を生み出した人類が後世に対して負うべき責任であり義務じゃないかな。
6/28(水) 18:11配信
原発を持つ大手電力8社の株主総会が28日、一斉に開かれた。8社すべてで「脱原発」を求める株主提案が出されたが、いずれも否決された。各地で原発の再稼働が徐々に進むなか、各社のトップは原発の必要性を強調した。
関西電力の総会では、大株主の大阪市や京都市などが脱原発を提案した。関電は5~6月に高浜原発3、4号機を再稼働させたばかり。門川大作・京都市長は「原発に依存しない供給体制を築くべきだ」と迫ったが、岩根茂樹社長は「環境問題の観点からも原発は必要。8月に値下げし、企業価値も高める」と答えた。
九州電力では、株主の一人が原発と再生可能エネルギーのどちらを進めるのかを問うた。同社幹部は「原発は重要な基幹電源。再生エネも成長事業として考えたい」と述べるにとどめた。
ほかの総会でも「電力自由化が進むなかで、競争に勝つには一日も早い再稼働が必要」(北海道)、「安全対策費をかけても、再稼働すれば回収できる」(中部)など、再稼働に前向きな幹部の発言が相次いだ。23日にあった東京電力ホールディングスの株主総会でも、脱原発の提案は否決された。
各社の総会では、東電が検討を進める送配電や原発事業の再編・統合についても質問が出た。北陸電力の金井豊社長は「メリットが見いだしにくい」と回答。東北電力の原田宏哉社長も「具体的なアプローチはない。再編・統合は全く念頭にない」と答えるなど、否定的な姿勢が目立った。