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Channel: 灰皿猫の日々是放言暴言ブログ~難癖・厭味が怖くてブログが書けるか!!~
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チームが負けが込んでるGだが、育成への転換は正解だと思う…時間はかかるだろうけど。

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広島ブログ


実際、巨人は育成選手を大量に指名して、三軍は地域リ-グと試合やるなど見込みがある(かもしれない)
選手の経験値向上に取り組んでるし、コ-チだって少なくない数はいる。
二軍三軍は一軍の倍居るんだからコ-チは打撃も投手も守備走塁、バッテリ-は全部複数居ても良い。
それでいて若いのがなかなか出てこないのは、単に上が目先の結果を求めすぎてFAに走るため、下に居る
選手のモチベーションが上がりにくいことと、強いて挙げればコ-チに向いてないのが教えてるから?
かつては山口や松本など育成あがりが活躍したこともあるだけに物足りない。
権力抗争に負けた何とかいう人が去ってから育成がおかしくなってないか?
タラレバだけど、あの人がおとなしく育成強化に取り組んでいたら、近年のこのチームの伸び悩みは無く、
昨年だってカ-プは優勝なんて出来てなかったかもしれないんだからね。
そんな他人事のように巨人を見る猫はカ-プファンを自認してるけど、カ-プだって何時、勝利の女神に
見棄てられる時が来るか分からない。
負けが続く巨人の現状を他山の石として、若手の育成を途切れさせないようにしていかないとね。





巨人はなぜ負けるのか?育成への転換期/記者分析

[2017年6月5日7時55分 紙面から]

 巨人の試合での直接的な敗因は、監督の采配、コーチ陣の指導力、選手の力量や作戦実行能力など、さまざまだろう。だが歴史的連敗の根幹の要因は現場だけでなく、組織力、つまり巨人軍そのものにあると思う。

 現行のドラフト制度となった08年以降の新人獲得の系譜を見る。長野、沢村、菅野、田口。主力打者、先発ローテ、救援陣の柱といった“軸”の選手は限られ、年を空けてしか出てこない。破竹の広島と比べると今村、中崎、野村、菊池、鈴木、大瀬良、田中、岡田。間を置くことなく毎年のように新しい芽が出る。

 広がる格差は何か-。昨年ドラフトを除けば、近年は競合を避け、単独指名するケースもあったドラフト戦略や、不運なクジ運もある。入団した素材を育てられなかった指導力もある。育成が機能していなければ、適材適所で機能するように指導者を変えられなかった球団の眼力も問われる。無類の強さを誇った07年から将来を見据え、正しいビジョンを描けていたか。長年、蓄積されたツケが今、回ってきているとしか見えない。

 今季クリーンアップはリーグ2位の打率2割8分9厘、22本塁打、91打点(53試合)。トップの広島の2割9分3厘、26本塁打、109打点(55試合)と、遜色はない。ただ周囲の面々が弱い。4月までの好調は阿部の爆発力が引き寄せ、坂本勇が加速させた。だが阿部が不振になった5月以降に、育成できていない現実が惨敗となって表れ始めた。阿部依存のチームに未来はない。

 9連覇を成し遂げた名門は常勝を課されている。他球団とは重圧が決定的に違う。高橋監督が就任1年目の昨季は球団幹部から「もう少し結果にとらわれず、若手を使ってもいい」と私見が出た。だが巨人一筋の指揮官には「優勝至上」のDNAが流れている。思考を否定することはできない。ただ組織としては現実と向き合う必要がある。勝利と育成。後者にウエートを高める転換期が来ているのではないか。弱さを自覚すれば、現場での戦い方とともに、おのずと進むべき道が見える。


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