広輔に限らず、カープ選手を誰も出塁させなきゃ良いのよ、虎が。
投手陣は良いんだから抑えりゃ済む話。
…ま、1度も出塁させないってのは不可能だからどうしても対策は必要になるけど、
投手のクイックスピードの向上と捕手の2塁への送球スピードの向上は欠かせないわな。
ホントそれぞれがコンマ1秒以下でも早くなればそれだけで盗塁は激減しかねないしね。
まぁカープだって河田コーチが対策は取ってくれていると思うけど…
デイリースポーツ 3/28(火) 12:00配信
阪神捕手の昨季広島戦での盗塁阻止成績(左)と広島野手陣の昨季阪神戦での盗塁成績
プロ野球のセ・パ両リーグが31日に同時開幕する。阪神は広島を相手に3連戦を戦う。16年の対戦成績は7勝18敗。シーズンを前に再度、昨年の広島戦を検証する。
やはり“足”にやられた印象が強い。昨年、広島に盗塁を企図された回数はリーグワーストの36回。そのうち許盗塁29で盗塁阻止率は・194だった。盗塁阻止は投手と捕手の共同作業といわれる。ただ、数字からは走られる傾向の強い選手が分かる。
投手別で見ると、藤浪が企図数15のうち許盗塁12と最も走られている。続いて目立ったのは能見で企図数5のうち許盗塁4、藤川も企図数3で許盗塁3だった。
一方の捕手は、原口が企図数10のうち許盗塁8、梅野が企図数15に許盗塁12で、ともに盗塁阻止率・200。岡崎と坂本はそれぞれ企図された3回全てで盗塁を許した。
中でも要注意選手は広島・田中か。昨年は企図数10のうち許盗塁7。実に7割という高い成功率でかき回された。個々の盗塁だけでなく、チーム全体の“積極策”にも悩まされた。重盗を絡めて、得点してくる攻撃に足をすくわれる場面もあった。
これらの反省から阪神投手陣は、昨年の秋季キャンプでクイックの精度向上に力を入れた。春季キャンプでは宜野座球場のブルペンに工夫を加えた。通常の投球プレートとは別に、角度を90度かえたものを6カ所設置し、けん制の練習に時間を割いた。
取り組んできた“足攻対策”を実らせたい。阪神は20年ぶりに広島の本拠地で開幕を迎える。阪神がホーム開幕権を持つが、高校野球の選抜大会と日程が重なった。また、オリックスが楽天との開幕戦で京セラドームを使用するため、猛虎がマツダスタジアムに乗り込むことになった。
ちなみに前回、広島の本拠地で開幕を迎えたのは20年前だった。広島市民球場時代の97年4月4日で雨天中止になっている。仕切り直しとなった翌5日は1-3で敗戦。現広島監督の緒方孝市に3ランを打たれたほか、1盗塁を記録されている。