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Channel: 灰皿猫の日々是放言暴言ブログ~難癖・厭味が怖くてブログが書けるか!!~
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カープな話。期待はする。でも今年直ぐに活躍してもらうより、2~3年後に出てきて欲しい高橋昂也

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広島ブログ


プロの水に慣れるまでは我慢して体力づくりに励んで欲しい。
そうでなくても広島の夏の蒸し暑さは尋常じゃないし、そういう中でも耐えられる身体が出来れば
プロとして長くやっていけるんじゃないか?と思うしさ。
短命で終わる選手だって少なくない中、長く記憶される選手になってくれればね。





花咲徳栄高・高橋昂也投手 地道な努力家、プロでも結果

 幕を開けた平成29年、酉(とり)年に飛翔が期待される若きアスリート2人に抱負を聞いた。プロ野球広島からドラフト2位指名を受け入団する花咲徳栄高3年、高橋昂也投手(18)だ。

 「最後の夏が1番の思い出。エースとして万全でマウンドに上がれた」

 最速152キロの左腕は、花咲徳栄での高校野球生活をそう振り返った。昨夏は県大会で計52奪三振の快投を見せ、ベスト16の甲子園でも粘りの力投。プロで通用する実力を示した。

 「万全で」の言葉の裏には、昨春の甲子園での苦い経験があった。初戦の秀岳館(熊本)戦で、リードをもらった直後に逆転され、6回6失点で降板し敗退。「周りが見えず、何をやってもうまくいく気がしなかった」という。

 スランプの原因は背中の負傷。疲労の蓄積からけがにつながり、精神的にも弱気になっていた。

 「とにかく孤独だった。広い球場の中で、自分だけぽつんといる感じだった」

 監督や仲間に助けられながら再起に向けて調整したが、吹っ切ったきっかけは「走る」ことだった。6月から毎朝7時過ぎに家を出て、9キロ離れた学校に向かって走った。走ることで調子を取り戻していった。

 「1人で長時間走っていると孤独だし、しんどい。でも地道に続けていくことでメンタルが強くなる」

 思えばいつも走っていた。1年時も満足のいく投球ができず、ひたすら走り込んだ。花咲徳栄では冬場、グラウンドの端に砂を敷き詰め、砂浜ダッシュができるようになっているが、そこで足袋を履いて50メートルを40本、毎日走った。自然と体力と精神力が鍛えられていった。

 エースの重圧も走ることではね返した。最後の夏は「気負うことなく、自信を持って投げられた」という。

 ともに甲子園で活躍した横浜の藤平尚真(楽天1位指名)、履正社の寺島成輝(ヤクルト1位指名)ら同期生については「物が違う。不器用な自分と違ってセンスがある」と評価し、謙遜する。だが、自身も甲子園後に行われたU-18(18歳以下)アジア選手権の韓国戦で、8回途中まで9奪三振、3安打3四球1失点に抑える力投。アニメ「メジャー」に憧れて野球を始め、幼少期からの夢だったプロ野球への道を地道な努力で切り開いた力は、だてではない。

 「プロは常に結果を残さないといけない世界。一日でも早くチームに貢献できるようになって、将来的には年間を通して安定した活躍ができる選手になりたい」と意欲をみなぎらせる。

 【プロフィル】高橋昂也

 たかはし・こうや 平成10年9月27日生まれ。久喜市出身。小学3年から野球を始め、中学では「久喜リトルニア」に所属。花咲徳栄高で3季連続甲子園出場。オリックスに入団する岡崎大輔は中高6年間チームメート。左投げ左打ち。181センチ、86キロ。


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