箱根燃え尽き症候群の学生が多くなっている現状は気に入らないが、今年の箱根駅伝往路は今日の
復路に楽しみを見出せそうな展開になったことが良い。
復路を走ってみないと分からないとはいえ、1位の青学と2位の早稲田が1分以内というのがその理由
のひとつ。記事にもあるようにここ何年かは1位と2位以下でタイム差が付き過ぎて復路を見ようという
気にすらならなかったが、今年はねぇ…まさかの33秒差だからね。
あと、個人的に注目なのが3位の順天堂大。
かつては大東文化、早稲田、中大と並んで箱根の主だった順大も、近年は予選会とかに追いやられて
寂しい気がしていたんよ。
最近の駒大とか東洋、東海といったところよりも、猫には箱根駅伝といえば順大であり中大、早大だから。
タイム的に逆転Vは難しかろうが、ここへきての順大の上位定着は、早稲田と共に古豪、伝統校の存在を
アピールしているようで嬉しくもある。
…いや、別に猫の母校ってわけじゃないんだけどさ。
スポーツ報知 1/2(月) 15:43配信
◆報知新聞社後援 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107・5キロ)
11年以来の総合優勝を目指す早大が、往路優勝の青学大と33秒差の2位で復路スタートを切る。小田原中継所で1位の青学大から1分29秒差の1位でたすきを受け取ると、5区の安井雄一(3年)が好走した。
青学大は初優勝した15年は2位・明大と4分59秒の大差で往路を制すると、昨年も2位・東洋大と3分4秒差をつけており、往路で大差をつけて逃げ切るのが“必勝パターン”だった。今回の33秒差は、これまででもっとも詰まった復路スタートとなる。
逆転での総合Vへ早大の相楽豊駅伝監督は「(1区は)あそこまで遅いとは思わなかったが、スローペースなら武田の方ができると思って起用した。注文した通りに仕上げてくれた。(1位・青学大と)33秒差は射程圏。復路は3、4人入れ替える予定」と話した。
5区を走った安井は「最初は足が動かなかった。宮ノ下を過ぎてから足が動き出した。青学大が見える位置なのは最低限中の最低限。復路は自信があるので応援したい」。3区区間2位と好走した平和真主将(4年)は「15キロを過ぎて、左ふくらはぎと右太ももがつりそうだった。自分のせいで4区鈴木と5区安井に負担をかけてしまった。復路の方が往路より自信がある。(逆転優勝の)希望はある」と、青学大の総合3連覇&年度3冠阻止を復路メンバーに託した。