初回は6球で終えるし、疲労もあったはずの8回には自らのエラーで招いた無死2・3塁のピンチも
0で抑えるなど、随所に力のあるところは見せてくれた。
それだけに2発がなぁ…先週もそうだったが、ソロの次が2ランだから何とも勿体ない。
バックの援護が少ないことを考慮しても、不注意さが消えてないのは問題だ。
特に今季は独り立ちのチャンスでもあるし、恐らくは緒方もシーズン終盤まで先発ローテから外さない
と思うが、そうなると25試合前後は登板することになるし、このまま1試合2本ペースで本塁打を
打たれていては、先輩の池谷が持つ「シーズン最多被本塁打」の日本記録(48本)を更新しかねない。
サンフレが先週の試合でリーグ戦初の完封を成し遂げたように、福井も完封か、さもなくば失点しても
本塁打を打たれないような投球をそろそろ見せて欲しいと思う。あの球威は貴重なんだからさ…
日刊スポーツ 4月3日(日)16時42分配信
<広島3-4巨人>◇3日◇マツダスタジアム
先発の広島福井優也投手(28)が8回3失点で降板した。
1回を3者凡退で滑り出した福井だったが、2回先頭のギャレットに高めに浮いたカットボールをバックスクリーンに運ばれ、先制を許した。さらに4回も無死一塁から坂本への初球真っすぐが高めに浮き、左翼席へ2ランを浴びた。
8回無死二、三塁のピンチをしのぐなど追加点を許さなかったものの、前回登板のDeNA戦同様失点すべてが本塁打によるものだった。