いろんな人が交流戦でパが勝つ理由を書いてるけど、DH制の有無がチームの編成戦略に
与えた影響が一番大きいと思う。
指名打者があるが故に、投手は基本的に打撃練習をしなくて済むし、打者は守れない走れないでも
打つだけでプロになれるならそっちに集中する。
楽天のアマダ―だっけ?あんなのセントラルなら「何処守るんだ?使えんよ」となりかねないのが
パリーグでは通用する。
だからドラフトでもパリーグは守備走塁に少々欠点があっても振り切る選手なら獲る。
セリーグは打って走って守れないと使ってもらえないからよく言えば3拍子揃った、悪く書けば中途半端な
選手ばかりを獲りがちになる。
そしてパリーグの投手は打つことに執念を燃やすようなのを年中相手にしなきゃいけないから
躱すとか中途半端ではなく「打てるもんなら打ってみぃや!」的に力いっぱい投げるようになるし、
打者もそんな投手から打つには当てるんじゃなく振り切らなきゃボールが前に飛ばない。
その違いがセパの交流戦の成績に出てきてるし、日本シリーズでのパリーグの圧勝にもなってると思う。
オールスター?交流戦が出来た以上は無駄なだけ。無意味だしさっさと廃止するのが吉と言える。
6/10(土) 9:50配
社内で仕事をしているとこんな声が聞こえてきた。「巨人も交流戦じゃなければ、こんなに連敗しなかったのにな」――。なるほど、そんな考え方もできるなと納得した。同時にそれでいいのか、とも思った。
交流戦の歴史を振り返れば、セ・リーグとパ・リーグの力の差は明らかだ。過去12年で10度がパ球団の優勝。毎年、12球団が平等にドラフト会議を行っているのに、こんなに差が出てしまうのはどういうことなのか。
巨人は球団史上ワーストとなる連敗を13で止めたが、その影に隠れて目立っていないヤクルトも深刻だ。引き分けを挟んで9連敗。しかも、白星を一つ挟んでその前にも5連敗を喫している。こちらも重症だ。
当たり前だが、交流戦がなければ、この期間の巨人とヤクルトが直接対決を行った可能性は高い。つまり、引き分けが続かない限り、どちらかのチームは白星を手にすることができているのだ。
巨人担当をしたことがない。常勝を義務づけられている伝統球団だからこそ、若手を育てながら勝つことの難しさがあるとよく聞く。だったらFA戦線に乗り出して、積極的に補強するのは当然だと思う。
ただ、ソフトバンクは今年もデスパイネ、川崎と補強しながらも上林、育成出身の石川が出てきた。主力となった柳田、今宮、中村晃、千賀、武田も全員が生え抜きだ。なによりも昨年まで2年連続で交流戦優勝。そして今年も9日現在で首位タイだ。ここまで故障者が続出しているのに…。
今年は広島と阪神が健闘しているが、交流戦は早くもパの34勝に対し、セの25勝と早くも大きな差がついている。パ球団にとって、交流戦はペナントレースとは特別な意味を持つ。
引き分けがなければ、普段はパ6球団のうち3球団が勝ち、残り3球団が負ける。だが、交流戦は5球団が勝ち、1球団だけが負けることもある。つまり、パ球団にとって、セ球団に星を落とすことはただの1敗では済まされないのだ。
日本最高のプロリーグ。やはり、手に汗を握るような戦いを見たいし、もっと見せなくてはいけないと思う。