あくまでも事情聴取は任意だったというし、解放後に警察も24時間張り込むのはもちろん、家の中で
監視をすること自体無理があるんだから警察を追求するのはおかしいよね。
まぁ、家族と一緒だからといって家族だってずっと見張ってるわけじゃない。
実際、猫もその昔、親戚のひとりが自殺したけど、全面ガラス張りの家じゃないし、同じ家の中でも部屋に居れば
気付かないことだってある。
「今はそっとしておこう」という思いやりが仇になることだってあるわけだしね。
ただまぁ、疑われた後で自殺なんてするとどうしても「犯人だったのね」という風に見られるのはしょうがない。
疾しいところが無いなら疑われても突っぱねれば良いハズで、それをしなかったのはやはり…と思うのが普通。
遺書を調べれば分かると思うので、そういう意味では公開すべきじゃないかねぇ…
死んでしまった以上、個人ではなく故人になるんだからプライバシーも関係ないし。
朝日新聞デジタル 5/5(金) 14:56配信
愛媛県今治市の市営住宅で高齢の母子が切りつけられ、母親が死亡、長男が重傷を負った事件で、愛媛県警は5日、前日に任意で事情聴取した30代の女性が自殺したと発表した。4日に参考人として事情を聴き、深夜に家族の元へ帰したが、5日朝に死亡しているのが判明。近くに遺書があり、自殺と判断した。
県警によると、4日午後1時半ごろから同10時半ごろまで今治署で、事件の参考人として女性から任意で延べ約5時間事情を聴き、鑑識の捜査もした。午後11時ごろ、家族に引き渡したという。女性は市内の自宅マンションとは別の場所に家族といたが、再び事情を聴こうと捜査員が5日午前9時ごろ迎えに行ったところ、死亡していたという。
事件は3日午前9時ごろ、同市室屋町7丁目の市営住宅1階の無職岡本久行さん(70)方で発生。突然侵入してきた人物に母親の無職岡本ユキヱさん(92)が胸を刺され、久行さんは背中を刺された。ユキヱさんは約8時間後に出血性ショックで死亡。久行さんも重傷を負い、犯人については、面識のない「小柄な女」と証言していた。
県警が事件前後の付近の防犯カメラの映像を分析した結果、現場から約600メートル南のマンションに住む女性が関与した可能性が浮上。4日、女性の自宅を殺人などの容疑で家宅捜索して持ち物を押収し、任意で事情聴取を始めた。逮捕状は請求していなかった。
現場の市営住宅の南西約400メートルにある今治市別宮町6丁目の民家では先月26日、一人暮らしの無職越智(おち)サツキさん(81)が腹部を刺されて死亡しているのが見つかっていた。県警は、二つの事件現場が近く、約1週間で相次いだことや刃物が使われるなどの類似点から、関連を調べていた。
県警の中川純市刑事部長は「亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方にはお悔やみ申し上げます」とコメント。自殺防止について河野数豊(こうのかずとよ)・県警捜査1課次長は「任意聴取の状態でプライベートには踏み込めず、家族への引き渡し後は監視の警察官を付けずに家族に委ねた」とし、聴取の時間も「当然疲れると思うが、危ない状況ではなかった」と説明。「事情聴取は適正だったと判断している」と話した。