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Channel: 灰皿猫の日々是放言暴言ブログ~難癖・厭味が怖くてブログが書けるか!!~
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サンフレな話。34試合の中の1試合だけど

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広島ブログ


それでも開幕戦(しかも地元開催)で良いスタートが切れたらなと思う。
まして、今季は失礼な書き方だが序盤は昨年の下位チームとの対戦が多いので、上手く乗れば
突っ走ることも出来よう(その分、後半が怖いが)。
“とんでもない無名の怪物”だけじゃなく、チーム全体が勢いを持てるかどうかの大事な初戦、期待したい。




広島、無名の“とんでもない怪物”フェリペ・シウバがJリーグを席巻する/2017J1全18クラブ戦力分析

GOAL 2/24(金) 21:05配信

日本では全くの無名。しかし10カ月後、彼の名前は日本中のサッカーファンの脳裏に焼き付けられているはずだ。大げさかもしれない。だが「とんでもない怪物」と塩谷司が表現する男である。特別な選手となる可能性は、十分だろう。

フェリペ・デ・オリベイラ・シウバ。登録名はフェリペ・シウバとなる26歳のクリエイター。まるでダンスを踊っているようなステップ、激しい球際の戦いも厭(いと)わない強さ、遠くまで見通す目と正確無比なパス能力。プレシーズンに行った8試合で7得点という爆発力の一方で、失ったボールを追い回してボールを奪い工藤壮人の得点の起点となる(トヨタプレミアカップ・ムアントン戦)など、守備での貢献も見せる。名古屋グランパスとサンフレッチェ広島、大分トリニータで活躍し、J1通算124得点を誇るウェズレイが推薦してきたレベルにあることを、フェリペ・シウバはプレシーズンで証明した。

広島の攻撃は今季、今までのポゼッション中心の遅攻や柏好文やミキッチというJ屈指のサイドアタックに加え、アグレッシブで激しい守備からのショートカウンターを武器となそうとトレーニングを重ねてきた。広島の栄光を支えてきた佐藤寿人や森崎浩司、さらに昨年得点王のピーター・ウタカらがチームを去ったこともあり、森保一監督は「チーム変革」の必要性を強く感じていた。

そこで工藤やフェリペ、稲垣祥など運動量が豊富で知性もあり、チームの勝利に対して献身的な姿勢を示す選手を補強。「ボールが奪われた瞬間に激しくプレスを仕掛ける」(森保監督)守備をキャンプで徹底的に指導した。

もちろん、一朝一夕に守備戦術が熟成するはずもなく、レノファ山口FCとのプレシーズンマッチでもバランスを崩したところを突かれて何度もピンチを迎えていた。だが、それでもチームは自信に満ちている。「手応えしかない」と柏好文は胸を張り、青山敏弘も課題を指摘しながら「攻撃は楽しくて仕方がない」と笑顔を見せる。それは森保監督が示した新しい方向性が生み出す躍動感が醸し出すものであり、今季の広島のサッカーは悦びに満ちている。少なくとも「今のところは」だが。結果が出なければ、悦びは苦しみに変わっていくわけだから。

その中心にいるのが、なんと言ってもフェリペ・シウバだ。過去、広島にやってきた外国人アタッカーの中でも最高クラスの技術と発想力を持ち、圧倒的にさえ見える得点力も。「レアンドロ・ドミンゲスだ」「いや、ジュニーニョだろう」。過去、J1で確固たる位置を占めたブラジル人になぞらえる人も少なくない。だが、おそらくそういう声も、いずれは消えるだろう。「なるほど、彼がフェリペ・シウバだ」。そんな称賛で満たされるだろう。

ブラジルの海岸で一目ぼれし、「彼女とは神様が出会わせてくれた」と言うほどの愛妻家。日本食も受け入れ、チームメイトにも笑顔をふりまく。その人間性も含め、彼にはぜひ成功してほしいと期待が膨らむ。もしその願いが届いたとすれば、昨年は苦戦した広島の逆襲は、間違いなく歴史に刻まれるはずだ。


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