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Channel: 灰皿猫の日々是放言暴言ブログ~難癖・厭味が怖くてブログが書けるか!!~
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たかが“ココナッツサブレ”、されど“ココナッツサブレ”なんだなと(^^)

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広島ブログ


最近は全然口にしてないけど懐かしいお菓子ではあるよね。
確かに残すとアレだったけど、小分けにしたらしたで文句も出るとは…
それだけ愛されてきた商品なんだよね。
あー…なんか久しぶりに食べたくなってきたぞ、おい(^^;)





“51歳”ココナッツサブレに再注目、「小分け包装」で嘆き節…「お前、なんて姿に」「食べ切る背徳感、魅力だったのに」

 昨年で発売50周年を迎えたロングセラー商品「ココナッツサブレ」が今年10月、小分け包装となってリニューアルされた。従来の商品は開封すると、22枚がそのままトレーに入った状態だったが、今回、5枚入りのパックが4組入った仕様となった。小分け包装は消費者のニーズに応えたリニューアルだったが、インターネット上では「食べる量を調整したいというニーズに応えるなんて」などとファンから「嘆き節」が広がり、発売から51年を迎えた名作に再び注目が集まっている。

「残すとしける」「持ち運びしにくい」の声に応えたのだが…

 「半分だけ食べるつもりが気付いたら全部食べている。その背徳感も魅力なのに」「やめどきが見つからず全部食べてしまうあのココナッツサブレが」

 日清シスコが10月17日に小分け包装を発売して以来、インターネット上では、驚いたファンらの投稿が相次いだ。

 「ココナッツサブレ」は昭和40年に誕生した。当時としてはココナツ風味とサクサクとした食感が画期的で人気を呼んだ。50年以上たった現在でも味は大きく変えることはなく、長年、愛され続けてきた。

 従来の製品は、包装を開けると、トレーの中に22枚が縦にそのまま並んでいた。同社によると、消費者から「残すとしけてしまう」「1度包装を開けると全部食べきらねばならず、買うときに覚悟がいる」「持ち運びしにくい」などといった声が寄せられていたという。

食べたい分だけ食べられるように

 こうした事情を解決するため、同社が事前に消費者に行ったアンケートで、9割が小分け化に賛同したこともあり、50周年が過ぎた今年になってリニューアルに踏み切った。

 同社の担当者は「食べたい分だけ食べられるようになり、最後まで開けたてのおいしさが楽しめるようになった」とメリットを強調した。

 ネット上では「会社での置き菓子にしやすくなった」「運転のお供には便利だわ」と実利的な面を評価する声も上がり、「高齢者やお一人様も増えた今の時代ならではの配慮なんでしょうね」と世相を反映した変化に理解を示す意見もある。

 一方、こよなく愛するファンからは「湿気てもそれはそれで美味い」「おまえ、なんてすがたに…」などと変化を惜しむ声も。

 日清シスコの担当者は「これほど多くの反応があるとは驚きでした。ご愛顧いただいているからこその裏返しの反応と感じており、ありがたいです」と話している。

「変わらなさすぎた過去」と別れを告げ…若年層への浸透図る

 長年、親しまれ続けた名作だけに、購買層は50代以上が6割を占め、高齢化していた。

 担当者は「若い方々が食べていなかったわけではなかったが、『おじいちゃんやおばあちゃんの家で食べた』という声も多く、このままでは忘れ去られてしまうのではとも感じた」と明かした。

 公式サイト上では「50年の歩み」と題し、ココナッツサブレが誕生した昭和40年、50年、60年-と10年ごとに社会の動きや出来事とともにココナッツサブレの動静を紹介しているのだが、40年目まで「特に何もありませんでした」と変化しなかったことを逆手にとったPRも話題を呼んだ。

 50周年を迎えた昨年の項目でようやく「ココナッツサブレは、変わらなさすぎた過去と別れを告げ、『ココから変わろう。』と決意しました」と宣言し、大胆なイメージチェンジを図った。

 50周年の昨年の3月20日を「サブレの日」として、人気アイドルグループ「私立恵比寿中学」をイメージキャラクターに起用。人気アーティストをコラボレーションした楽曲を販売するなど大胆なキャンペーンを展開してきた。

 キャンペーンが功を奏したのか、今年は昨年よりも売り上げは1~2割アップ。小分け化の賛否両論も商品そのものがおいしいからこそで、こうした反応をみて「食べてみたくなった」といった書き込みも出てきている。担当者は「おいしさはそのままで、若年層にも支持される商品づくりを目指したい」と話した。


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