日本で成功した同国人だし、ドミニカのカープアカデミーの運営を任せられる貴重な人材。
アカデミーを大きくして、今以上に期待の若手を連れて来たり、メジャーとの交流とかも
やらせてみたい。
まぁ、個人的には最初からそれ目的もあっての獲得だったと思ってるけどさ。
サンケイスポーツ 10月5日(水)7時0分配信
リナレス“特命スカウト”だ! 中日・森繁和新監督(61)は4日、ナゴヤ球場で、キューバ出身選手の調査をオマール・リナレス巡回コーチ(48)に任せると明かした。オフ恒例の中南米視察の期間が、監督就任によって大幅に短くなるため、代わりに現地での情報収集を託す。第2のビシエド発掘へ、キューバの至宝の人脈をフル活用する。
短くなる視察期間で、最大の成果を得るための奥の手だ。キューバ出身選手の情報収集は任せた! 森新監督が、リナレス巡回コーチを“特命スカウト”に任命だ。
「キューバ(の選手)のことはリナレスに任せる。亡命してどこかにいっているとか、調べられる人はいるんだから」
ナゴヤ球場のベンチにドッカリと座ると、秘策を明かした。
例年、オフの間に中南米を訪問。11月下旬から12月上旬まで約1カ月間かけて各国のウインターリーグを巡って、選手をじっくり見極めてきた。昨年は中南米巡りの間に米国のマイアミを訪れ、キューバ出身のビシエドと契約。1年目に打率・274、22本塁打、68打点をマークした。中南米や米国に多数いるキューバ出身の“金の卵”。今オフも注目していくが、監督就任で、現地滞在期間が大幅に短くなる。
「先発投手を3、4試合見る余裕はない」
指揮官として秋季キャンプまで目を光らせ、球団行事もあるため、11月下旬からの10日間前後に減る見込み。そこで手を借りるのが、1日に日本を出国したリナレス巡回コーチだ。
キューバの至宝と呼ばれた男の人脈を、フル活用する。現地で生の情報を収集してもらい、自身が中南米を訪れるまでに準備を済ませておいて欲しいというわけだ。
今季の助っ人は野手3人、投手5人の計8人。うち来季残留が濃厚なのはビシエド、ジョーダン、バルデスの3人だけだ。1軍ベンチ入りする助っ人について「投手2人、野手2人」を理想に掲げるだけに、正確な情報収集と助っ人補強が、チーム強化の重要なポイントになる。
第2のビシエド発掘へ-。リナレスが竜の新指揮官の目となり、耳となる。