浩二の前は、広島の山本といえば一義さんだったんだよねぇ…
初優勝した年の５月、見に行った試合で良い当たりのライナー性の打球を相手に好捕された後、
直ぐに古葉監督から交代させられたことがあって、なんでかなぁと漠然と思っていたんだけど、
優勝後の記念誌で古葉さんが「あの時は当たりは良かったがツキの無さを感じたので代えた」という
趣旨の発言をしていたことを知って、古葉さんって凄いなと思ったことがあるが、一義さんはアレを
どう思っていたんだろうかと疑問に思ったモンです。
その後、ニッカンスポーツだったかスポニチだったかの評論家をされていた頃に、ひょんなことから一度
お会いしたことがあったが、あんまり喋り（トーク）は上手くないなと思った記憶がある。
でも、優勝ムードに水を差したくないという気配り、大したもんだ…合掌。
スポーツ報知 10月3日(月)19時2分配信
広島の元主砲で、ロッテ監督、広島打撃コーチなどを歴任した山本一義さんが９月１７日に尿管ガンのため広島市中区の病院で亡くなっていたことが３日、明らかになった。享年７８歳。葬儀、告別式は家族葬として営まれた。９月１０日に広島が２５年ぶりのリーグ優勝。祝賀ムードに水を差したくないという本人の強い意向により、公表が控えられていた。
広島商高から法大を経て６１年に広島入り。１年目からレギュラーに定着し、６６、６７年には２年連続で３割を打つなど巧打の外野手として活躍した。４番を務め、ベストナイン２度、オールスターに５度出場するなど、低迷期のチームを支え、初優勝した７５年を最後に現役を引退した。
引退後は打撃コーチ、ロッテ監督、近鉄打撃コーチ、南海打撃コーチなどを歴任。金本知憲、高橋慶彦らを育て、コーチとしての手腕にも定評があった。