中盤まではホントに勝てる気がしなかったが、黒田が…何時まで黒田に頼れば気が済むのかという情けなさも
あるが、あの回だけはよく後続が繋がった。
エルも松山も来季の残留に向けていいアピールが出来たんじゃないかと思う。
特にエルは一発に固執せずにつなぐ意識を持っていたことは立派だし、それに応えた黒田の激走も見てる側の
気持ちを熱くさせてくれた。
夕べの序盤は目一杯不安定で「あんだけ休んでこのザマかい!?」と思ったくらいだったが、あの激走には感動
したよ、正直…本当に良いプレーだったけど、来季以降、彼が居なくなったらどうなるんだという一抹の不安も
出るよなぁ、こうなると…シーズン中、ずっと中2週間で登板させるわけにはイカンのだからさ。
若い選手たちの自立を願うわ。
しかし、逆転勝ちが多いというのは、裏を返せば先発も中継ぎもいまひとつ我慢し切れず、打線も目覚めるのが
遅いという意味合いもあるわけでね…
ホント、中盤以降にならないと打線が繋がらないとかで先発に勝ちが付かない試合も多かったけど、それにしても
シーズンの勝利数が球団記録更新の89なのに対し、逆転勝ちが45というのは、さすがに異常な気もする。
まぁ、勝利数も勝率も記録を更新したし、勝ったから、優勝したから良いようなモンかもしれないが、こんなことで
CSや日本シリーズが勝ち抜けるのか、いささか心配になってくる。
日刊スポーツ 10月1日(土)20時52分配信
<広島3-1ヤクルト>◇1日◇マツダスタジアム
ヤクルトは1回に広島の先発黒田を攻め、雄平の適時打で1点先制。広島はヤクルト先発小川の前に3回まで無安打無得点。
広島は6回に黒田の安打からエルドレッドの同点打、松山の勝ち越し2点打で逆転に成功。ヤクルトは6回まで6安打1得点。
広島が今季45度目の逆転勝利で貯金37、球団史上最高勝率でシーズンを終えた。ヤクルトは借金14で5位でシーズン終了。