カープの２０１６ドラフト予想な話。え？予想はよそう？まぁそう言わんと…②

昨日のブログで即戦力は焦って獲る必要はないと書いたけど、万全なら今年の№１と言われる
創価大の田中に特攻しても面白いかもしれないとは思っている。
どうあっても競合は必至だが、それでも今のカープは２０代の選手が多く、無理してまで即戦力を
必要としないチーム状態だからだ。
思い起こせば、２０１０年のドラフトで大学ＢＩＧ５と言われたのが早稲田三羽烏の大石、斎藤、福井と
中大の澤村、佛教大の大野だった。
この時、佛教大の大野は故障中で「治れば一級品なんだが」という、何とも悩ましい存在だったが、
即戦力に固執して回避に走った他球団を尻目に、敢えて中日は一本釣りに成功。
そこから中日がやったやり方は、大野を翌シーズン、治療と身体づくりに専念させたことだった。
実際、翌２０１１年に大野が登板したのは消化試合の行われた１０月の１試合だけ。
翌２０１２年すら夏場からの登板と過保護なまでに大卒の故障が癒えるのを待った。
その甲斐あって？２０１３年からは３年連続二けた勝利。
チーム状態が良くない中でもエースとして頑張っている。

まぁ獲れたらでの話ではあるが、カープも田中がそんなに凄いというなら来年１年を治療に費やすくらいの
覚悟で特攻するのも手だと思う。
実際、来年再来年くらいなら現有戦力と２軍の成長も期待できるしね。