Quantcast
Channel: 灰皿猫の日々是放言暴言ブログ~難癖・厭味が怖くてブログが書けるか!!~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5863

企業の“厄日”か…いろんな見方があるもんですね

$
0
0

広島ブログ


  まぁ1度だけなら偶然で片付けられるけど、良くも悪くも積み重ねられたデータがあるとなんとなく…と思えてくる。
しかし、13日の金曜日より確率が高いとはね(^^)。
ま、あれはキリスト(海外)のことだから、日本御企業に及ぼす影響は小さいのかもしれないけど。







「5日」「水曜」「仏滅」は企業の厄日だった 3大悪条件が重なった日の倒産は通常の3~5倍 次の倒産要注意日は…


 

 企業の倒産発生日が平成12年以降、「5日」「水曜」「仏滅」に偏っていることが、東京商工リサーチの調べで明らかになった。この3大悪条件が重なった日の倒産件数は、その年の1日当たり平均件数の3~5倍程度と突出しており、企業にとって“厄日”といえそうだ。次に3条件がそろうのは、来年7月5日。取引先に不穏な空気を感じたら、この日に向けて注意しておくといいかもしれない。

                ◇

 東商リサーチが12年1月~今年5月20日に倒産した22万8787社(負債額1000万円以上)のデータをもとに分析した。同社が倒産日の傾向について調べたのはこれが初めて。

 それによると、倒産日が最も多かった日にちは「5日」の1万4728件。次いで「10日」(9582件)▽「6日」(9407件)▽「7日」(8465件)▽「4日」(8456件)-と続き、トップ5は月の上旬に集中した。これは月末に手形が不渡りとなり、土日を挟んで3営業日目に銀行取引停止処分を受けた企業が多かったためとみられる。倒産が最も少なかったのは「23日」(5148件)だった。

 この約20年は手形取引が急減し、破産手続きや民事再生手続き、会社更生手続きといった法的処理による倒産が増えてきている。今後の倒産日は少し前倒しされる可能性がありそうだ。それでも、そもそも決済日を5日や10日などの「五十日(ごとうび)」に設けている企業が多いことから、東商リサーチでは、倒産が月初に集中する傾向は変わらないと予測している。

                 ◇

 曜日別では、「水曜」(5万4471件)がトップ。2位以下は「金曜」(4万9171件)▽「木曜」(4万7793件)▽「火曜」(3万8394件)▽「月曜」(3万8047件)-と続き、土日はいずれも1000件に満たなかった。

 六曜でみると、縁起が悪いとされる「仏滅」が3万9120件と最も多く、納得のいく結果となった。一方、縁起がいいはずの「大安」は3番目に多く、気が抜けない結果に。ちなみに最小は「友引」だった。

 調査対象期間中で「5日」「水曜」「仏滅」の3大悪条件が重なったのは、「14年6月5日」と「15年3月5日」、「18年4月5日」、「20年3月5日」の計4回。このうち15年3月5日には216件の倒産があり、その年の1日当たり平均件数の4.85倍に跳ね上がった。その他の日も平均の3倍を超える倒産が発生した。

東商リサーチの担当者は「これだけ悪条件が重なると、目に見えないパワーが蓄積されるのかもしれない」と深読みする。

 ちなみに、期間中に「13日の金曜日」は計29日あったが、この中で倒産件数が100件を上回ったのは19年4月13日(101件)のみで、「5日」「水曜」「仏滅」が持つ“負のパワー”には及ばなかったようだ。

                ◇

 今年1~6月の倒産件数は前年同期比6.5%減の4273件で、7年連続で減少した。上期に5000件を下回るのは2年連続で、これはバブル経済末期の3年以来、25年ぶりのことだ。金融機関が中小企業向けの融資条件の変更に柔軟に応じていることなどを背景に、倒産が避けられるようになってきた。

 次に、3大悪条件が重なるのは来年7月5日。数年に一度の厄日が、約1年後に迫っている。危なそうな取引先を抱えているのであれば、今から備えられるかもしれない。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5863

Trending Articles