単に勝てーと願い、結果に一喜一憂し、スタジアムにカネを落とすことを生き甲斐とするだけの連中なら
気付かないだろうけど、夕べの試合前までの両先発投手の成績を見ると、ジョンソンの対横浜戦の成績が
2試合に投げて0勝2敗で防御率が3,21なのに対し、井納は3試合で2勝1敗、同2.25。
通算で防御率2点台前半のジョンソンが、横浜相手だと相性が良くないのである。
そもそも論として、両チームの対戦成績自体が5勝6敗で負け越していたのだから。
こういうデータを見ていればまず、“ジョンソン、大丈夫かなぁ?”と不安がるのが普通じゃないかと思う。
案の定、2回にはピンチも招いたし…7回もよく2点で済んだなというくらい危うかった。
だから、結果を見れば横浜の方が勝手にコケたというか勝利の女神を拒絶するかのようなプレーをしてくれた
おかげで何とか勝てたという感じよね。
連続のWエラーからしてまず論外だし、却って井納が気の毒になったほどだもんね。
嶺井の打席もワザとじゃ無かったかもしれないが、何とかしなきゃという焦りが無意識のうちにやらかしたんだと思う。
もちろん、カープだってヘマは多かった。菊池のクラブトスも瞬間的な気の緩みだし、ランナーが気になっただろうが、
目を切った安部のプレー(あれは松山のエラーとなったらしいが、安部だろうにねぇ…ちょっと気の毒だ)も、一気に
流れを失いかねないプレーだったんだからねぇ…
まぁ、勝利の女神の気紛れもあっただろうが、横浜が自ら手離した運とツキをカープは辛うじて手離さなかったから
勝てたということなんだろうが、こんな試合やってて今日の石田は攻略できるのだろうか…?
デイリースポーツ 7月1日(金)23時10分配信
「DeNA2-6広島」(1日、横浜スタジアム)
広島の緒方孝市監督が大勝にも気持ちを引き締めた。
5-0の七回1死満塁。関根に左前2点適時打を浴びた直後、左翼手・松山の返球が乱れ一走・嶺井に三塁へ進塁された(記録は松山の失策)。そのほかにも全力疾走を怠った場面もあった。
試合後、指揮官は「勝ったけど、すごく反省点が多かった。担当コーチを集めて話をした。横浜は何点あってもセーフティーリードじゃない。実際にこれまでひっくり返されたことがある。(気温が上がり)暑くなって集中力が散漫になりがちだが、もう一度、引き締めて集中力を持ってやっていきたい」と話した。