今はまだ同情されてるけど、今シーズンずっとこういう状態なら彼の存在そのものが“よくない”
“ゲンが悪い”という方向に行きかねない。
巡り合わせもあるかもしれんけど、バックもベンチももう少し相手チームの洗い出しに熱心に
なったらどうなんだろうねぇ…?
乱打戦ばかりなら投手にも責任はあるが、調査がいい加減なことも、投手がQSを続けながら
攻略できない勝てない要因になっているんだから。
Full-Count 6月11日(土)18時55分配信
7回無失点も2番手ヘーゲンズが打たれて逆転負け、“7度目の正直”ならず 広島のドラフト1位右腕・岡田明丈投手(大商大)が“7度目の正直”もならなかった。11日、敵地での楽天戦に先発し7回を7安打無失点と好投したが、降板した8回に2番手ヘーゲンズが打たれて逆転負けを喫した。
140キロ後半の力のあるストレートで強気に攻めた岡田。3回は無死から新人の足立、オコエに連打を許したが、岡島、藤田、茂木の上位打線をきっちりと打ち取った。
7回中4イニングで先頭打者を出塁させ、2回以外は毎回走者を背負ったが、要所ではストレートとスライダーで凡打を打たせてしのぎきった。
しかし、呪われているかのように白星が遠い。この試合が7度目の先発だが、うち5試合ではクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以下)を達成している。過去6試合の登板は以下の通りとなっている。
4月1日、巨人戦(マツダ) 6回2/3を3失点
4月28日、ヤクルト戦(神宮) 1/3回を6失点
5月14日、中日戦(ナゴヤD) 6回を2失点
5月21日、阪神戦(甲子園) 6回を1失点
5月28日、DeNA戦(横浜) 6回を2失点
6月4日、ソフトバンク戦(マツダ) 5回を1失点
4月28日のヤクルト戦以外ではきっちりと試合を作っているが、結果は0勝2敗。とにかく打線の援護に援護に恵まれない。
岡田が投げた試合の平均得点は2.7点。チームの1試合平均得点はリーグトップの4.7点だから、援護が2点少ない計算になる。また、6月4日のソフトバンク戦は5回1失点だったが、降雨コールドゲームで引き分け。天候にまで見放されている。
それでも岡田は前を向く。以前には「勝てないのは気にしていない。いい投球をしていればいつかは勝てると思っています」とコメントしていた。報われる日を信じて、腕を振り続ける。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count