なんか世間では、この記事を書いた産経に悪意があるという意見もあるようだが、自民批判の
ためなら犯罪すらをも擁護するような人間を、自分から「私は犯罪を犯すかもしれません」という
“予備軍”を候補者として国会に送り出そうという方が異常だと猫は思うんだけどなぁ…
世間と猫のズレを感じてしまう。
庶民ならぬ犯人の味方? 比例出馬予定の共産新人候補、建造物侵入・窃盗容疑者を“擁護”「責める気になれない」
長野県松本市の松本城公園で22日開かれた共産党大演説会で、同党から参院選比例代表に出馬予定の新人、唐沢千晶氏(45)=長野市=が登壇し、今月10日に県警が建造物侵入・窃盗の疑いで現行犯逮捕した無職の容疑者(52)=同県佐久市=を事実上擁護する場面があった。容疑者が犯行に至った原因は政治にあるとも受け取れる発言もした。
県警によると同容疑者の逮捕容疑は10日午前4時ごろ、同市内の会社事務所に合い鍵を使って侵入し、お湯約2リットルを窃取したしている。同容疑者は「生活に困窮し、自宅のライフラインが止められた。温かいお湯がほしかった」などと供述している。
大演説会で唐沢氏は「県内で大変ショッキングな事件が起こった」と切り出し「私はどうしても、この犯人を責める気になれない。自分がもしも同じ立場に置かれたら、自分だってどうなっていたか分からないと思うからだ」と述べた。
そのうえで「私もかつて非正規雇用の労働者だった。賃金1カ月10万円で、どうやって将来に夢を持てと言うのか。非正規の根本的な原因がどこにあるのかを考えるとき、私たちは政治と無関係でいられない。格差と貧困はますます広がっている。この政治をどうしても変えていかなければならない」と呼びかけた。
この日の共産党大演説会には、約3000人(党発表)の党員や支持者らが集まった。